三味線奏者 

 

     安田勝竜

 

 福岡県 直方市出身   

  

 福岡市を拠点に活動中

 

祖母が民謡会主だった事で、

幼少の頃より民謡を習い始める。

そして中学生の時一丁の津軽三味線と出会う。

 

その後、本場の音を学ぶ為、

澤田流 家元 澤田勝秋氏に師事。

 

祖母から学んだ民謡・三味線

それと本場の津軽三味線の音を学び

独自の世界観を発信している。

 

現在、島村楽器アミュプラザ博多店

にて津軽三味線講師も務めている

 

   三味線奏者という

     肩書きについて

 

主に太棹(津軽三味線)を用いての演奏なのに何故、

津軽三味線奏者と表記しないのか。

 

それは私にとって、とても重要な部分です。

 

まずは、その時代や環境を生き抜いてきた先人達への敬意があり、そして私は津軽ではなく、生まれ故郷の福岡で習った民謡・三味線があり、それがベースとなっています。

 

津軽三味線を用いて表現するというニュアンスが近いかもしれません。

  

ですが津軽三味線で演奏するのですから本物の音を知る責任があり、学ぶ必要がありました。

祖母や津軽三味線の奏法を生み出して頂いた先人達への感謝を忘れず、この太棹を軸に

縛りの無い三味線奏者として、民謡も大切にしながら創作活動にも力を注いで行こうと思っております。 

 

故に、三味線奏者と表記させて頂いております旨をご理解頂きたく思います。